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2013年11月29日金曜日

ミラノ記念墓地を散策 その5 Il Cimitero Monumentale di Milano Ferdinando Bocconi フェルディナンド・ボッコーニ, La Rinascente ラ・リナシェンテ

ミラノを散歩 Antiquarium Milano ネットショップ


ミラノの記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
本日、シリーズ5回目です

今までの記事はこちらをご覧下さい
一覧 ミラノ記念墓地を散策 Il Cimitero Monumentale di Milano


今日も前回に続き
ミラノ記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
敷地内にある建造物、記念墓地などを見ましょう

このミラノの記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)には
共同墓地もあります
それがこの写真
棚状にお墓があります
私が訪れた時も花束を片手にしていた人を見かけました

さて、今日は重要人物を紹介します
ミラノと言えばお買い物の街
皆さん、必ずと言っていいほど、Duomo(ドゥオーモ)すぐ横の
La Rinascente(ラ・リナシェンテ)に行かれている事でしょう

下にある写真はBocconi(ボッコーニ)家のお墓
このBocconi(ボッコーニ)家は
その La Rinascente(ラ・リナシェンテ)を創設した張本人です!

さらにはミラノで有名な私立大学Bocconi(ボッコーニ)大学も創設しています
Bocconi大学は主にマネージメント、経済学の大学
商才のある一家だったのでしょうか…

ここでLa Rinascente(ラ・リナシェンテ)の歴史をみましょう
1865年、Ferdinando Bocconi(フェルディナンド・ボッコーニ)は
ミラノ、Duomo(ドゥオーモ)すぐ近くの
Via Santa Radegonda(サンタ・ラデゴンダ通り)に
小さなお店を開きました
それは男性の洋服を主に扱ったお店でした

↓Via Santa Radegonda(サンタ・ラデゴンダ通り)

大きな地図で見る

お店は繁盛し、成功を収めました
そこで1877年、イタリアで初めての百貨店をオープンしました
百貨店といっても当時は生地、衣類
そして内装用の生地を扱ったお店でした

その当時からミラノ周辺は
生地の産地であった事がここでも分かります

そのお店はVia Tommaso Grossi(トンマーゾ・グロッシ通り)に開店しました
↓Via Tommaso Grossi(トンマーゾ・グロッシ通り)

大きな地図で見る

しかしこの時点でのお店の名前はまだ
La Rinascente(ラ・リナシェンテ)ではありませんでした

そして1880年、"Album delle Novità"という
カタログを使っての通信販売も始めます


その間、息子の一人 Luigi(ルイージ)が
エチオピアのアドワの戦い(>リンク)で帰らぬ人となります
その追憶として1902年、Luigi Bocconi大学を
設立します

その後、1906年、上院議員となり
1908年に亡くなりました

もう一人の息子 Ettore(エットーレ)が家業を継ぎますが
うまく行かず、1917年、他の事業主へ引き継がれました
この引き継ぎの際に百貨店の名前が変更され
現在の名前、La Rinascente(ラ・リナシェンテ)となったのです

今回はたった一人の人物を紹介しましたが
ミラノの歴史が見えたかと思います


次回も
ミラノ記念墓地
(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)

の細部をまだまだ見て行きましょう!


wikipediaリンク
Cimitero monumentale di Milano(イタリア語)
La Rinascente(イタリア語)
Ferdinando Bocconi(イタリア語)
Università commerciale Luigi Bocconi(ボッコーニ大学)(イタリア語)
アドワの戦い(日本語)

リンク
La Rinascente(ラ・リナシェンテ)(イタリア語・英語・ロシア語・中国語)
Università commerciale Luigi Bocconi
(ボッコーニ大学)オフィシャルサイト(イタリア語)


ミラノを散歩 Antiquarium Milano ネットショップ

2013年11月27日水曜日

ボッリート Bollito シンプルな牛すね肉の煮込み ホースラディッシュのソースで

Bollito(ボッリート)は
お野菜とお肉を一緒にじっくり煮込んだものです
味付けはシンプルでお塩、そしてクローブを好みでいれます

上の写真はすね肉です

オイルフォンデュの時にも使った
このソースをつけながら頂きました

シンプルで体がじわっと温まります

2013年11月25日月曜日

おばあちゃまのタルト 松の実に、隠し味のアマレット 

スイスに家族ぐるみでおつきあいを
させて頂いているお友達がいます
国境際なのでとっても近く
さらにイタリア語圏なので何の壁もありません

ある時、私が伺えなかったら
おばあちゃまがタルトを作って下さいました

松の実が入った、おばあちゃまのタルト
温かい気持ちがとっても嬉しいです
隠し味は、あのアマレットです

>アマレットの関連記事
シエナへ その10
マジョーレ湖散策 その1
アマレット

2013年11月22日金曜日

ミラノ記念墓地を散策 その4 Il Cimitero Monumentale di Milano ミラノの記念墓地にはイタリアの著名人が沢山 ここを訪れるだけでイタリアを少しでも近く感じる事が出来るのです 主にミラノの人物になりますが、これからこのミラノの記念墓地をゆっくり観光して行きましょう Sergio Bonelli Editore Sergio Bonelli(セルジョ・ボネッリ)TEX(テックス)

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ミラノの記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
本日シリーズ4回目です

今までの記事はこちらをご覧下さい
一覧 ミラノ記念墓地を散策 Il Cimitero Monumentale di Milano


今日も前回に続き
ミラノ記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
敷地内にある建造物、記念墓地などを見ましょう

今回は屋外を歩きましょう
美しい銅像が本当に沢山あります






さて、このお墓は…
イタリアの漫画王Bonelli(ボネッリ)家のものです
父、 Gian Luigi Bonelli(ジャン・ルイージ・ボネッリ)
TEX(テックス)という漫画を発明します
これがイタリアの少年たちの心をつかみます
そこからこのボネッリという漫画の出版社が生まれました
その息子であるSergio(セルジョ)が後を継ぎ
さらに多くの漫画が生まれます
Sergio(セルジョ)は2011年に亡くなり
今は3代目にはその息子が経営を行っています

こういった情熱で生まれた漫画と出版社、家族経営
日本ではまずない経営形態だと思いませんか?

この Bonelli(ボネッリ)の漫画は
イタリアのEdicola(エディコラ)で入手可能です


これは2011年にSergio Bonelli(セルジョ・ボネッリ)
亡くなった際、ファンの一人がお墓へ置いて行ったものです
歴史的に意味のある一冊
ファンからの敬意が見えます


さて、次回も
ミラノ記念墓地
(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)

の細部をまだまだ見て行きましょう!



wikipediaリンク
Cimitero monumentale di Milano(イタリア語)
Gian Luigi Bonelli(ジャン・ルイージ・ボネッリ)(イタリア語)
Sergio Bonelli(セルジョ・ボネッリ)(イタリア語)
Sergio Bonelli Editore セルジョ・ボネッリ出版社(イタリア語)



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2013年11月20日水曜日

アレッサンドロ・マンゾーニの家 La casa di Alessandro Manzoni


この日はミラノの
Montenapoleone通りからすぐ近くにある
アレッサンドロ・マンゾーニの家に立ち寄りました
以前にもこのブログで紹介した事があります

今日はすぐ近くまで行ってみましょう!


3階建てで
1階は使用人、2、3階は
アレッサンドロ・マンゾーニとその家族が住んでいました

外壁もとても美しいです



右の通りへ入ったら
ここが入り口です
この日はお昼休みで閉まっていました






La casa del Manzoni マンゾーニの家
Via Morone, 1 20121 Milano
開館時間:9-12,14-16
祝日を除く火曜から金曜
http://www.casadelmanzoni.mi.it/
TEL: 0286460403


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マンゾーニ通り


2013年11月18日月曜日

ミラノ・ブレラ地区でクスミ・ティーショップ Kusmi Tea を発見 Via Fiori Chiari 24




とある平日

友人と会う約束があり、ミラノへ赴きましたが
少し早くついてしまったので
小雨の中、ブレラを散歩しました

ブレラと言えば、つい数日前に
クスミ・ティーショップがあるとネットで発見したところ
是非行かなくては!

Antiquarium Milanoオーナーとクスミ・ティーとの出会いは
かれこれ5、6年ほど前
親友が「カフェインの入っていない紅茶を探していたら見つけた」と
教えてくれプレゼントしてくれました
パッケージの缶もとても可愛らしい色合いで
もちろん、お味も◎!

ブレラにある クスミ・ティー
外観はこのようになっていて
すでに色とりどりの缶がみえてわくわくします!





中では試飲もさせてもらえました
店員さんに
「このショップはいつからあるんですか?」
とたずねると1年ほど前からという答えが返ってきました

ギフト用の紅茶セットもあり、見ているだけでも
楽しいです

この日は、私の親友にと
ショッピングバッグを求めました



こちらは別の日にラ・リナシェンテで
求めたハーブティー
レモングラスが入っていて
スッキリした美味しさです
Detox
Delicious blend of maté, green tea and lemongrass
です
来客時は食後に出しても好評です


Kusmi Tea
ミラノ ブレラ店
Via Fiori Chiari 24
20121 Milano
TEL: 02 89093956
ブレラ美術館すぐ近く

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ミラノ記念墓地を散策 その3
Il Cimitero Monumentale di Milano



リンク
クスミ・ティー



2013年11月15日金曜日

ミラノ記念墓地を散策 その3 Il Cimitero Monumentale di Milano 敷地内にある建造物、記念墓地 イタリアを代表する文豪Alessandro Manzoni(アレッサンドロ・マンゾーニ)、そして政治家Carlo Cattaneo(カルロ・カッターネオ)音楽家ジュゼッペ・ヴェルディの彫像 イタリアで活躍した人物 A.C.ミランやインテルの創設者たち

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ミラノの記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
本日シリーズ3回目です

今までの記事はこちらをご覧下さい
一覧 ミラノ記念墓地を散策 Il Cimitero Monumentale di Milano



今日は
ミラノ記念墓地(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)
敷地内にある建造物、記念墓地などを見ましょう

敷地内に入ってすぐにあるのがこのマップです
…が、著名人お名前はあっても何をした人なのかが
よく分からないんです
このあたり、イタリアらしいですが。


それはさておき、今日はまず回廊の中を見ましょう

このすぐ左に回廊への入り口があります

長い廊下をゆっくり進みます

これは第二次世界大戦時の
ロシアで戦死された兵士を弔うものです

↓そしてこの人物はミラノを語る時に欠かせません
Francesco Hayez(フランチェスコ・アイエツ)
(>リンク wikipedia)
です
詳細はリンク先wikipediaをご覧下さい
 
彼の作品はブレラ地区のブレラ絵画館に展示されています
(関連記事 Antiquarium Milano: ブレラ絵画館
ブレラは素敵な地域ですので
ミラノ観光の際には是非訪れて下さい

この像の反対側にあるのがお墓
上から二つ目にFrancesco Hayez(フランチェスコ・アイエツ)
眠っています

ちなみに上のGiuseppe Missori(ジュゼッペ・ミッソーリ)
そして最下のDomenico Induno(ドメニコ・インドゥーノ)も著名人です

Giuseppe Missori(ジュゼッペ・ミッソーリ)
ミラノの地下鉄黄色のラインにある
「Missori」駅のMissoriです
駅地上の広場「ミッソーリ広場」には彼の銅像があります

ここには
Cesare Correnti(チェーザレ・コッレンティ)
Giovanni Schiaparelli(ジョヴァンニ・スキアパレッリ)
Andrea Verga(アンドレア・ヴェルガ)が眠っています
ここで注目するべき人物はGiovanni Schiaparelli(ジョヴァンニ・スキャパレッリ)
どこかで聞いた名字だなと思ったら
wikipediaにある通り、姪はファッションデザイナーでした
天文学者であった
Giovanni Schiaparelli(ジョヴァンニ・スキアパレッリ)
火星と深いつながりがあります



次回は
ミラノ記念墓地
(Cimitero monumentale チミテロ・モヌメンターレ)

の細部をまだまだ見て行きましょう!



wikipediaリンク
Cimitero monumentale di Milano(イタリア語)

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2013年11月13日水曜日

フォカッチャ

イタリアではスーパーで
フォカッチャの生地が売られています

それに具材をのせてオーブンに入れて焼くだけ
とっても簡単です

この日は、マッシュルームとオイルサーディンをのせ
ローズマリーをふりかけて仕上げました

オイルサーディンのうまみを
マッシュルームが吸い込んでくれて
とっても美味しいです

2013年11月11日月曜日

新入荷しました イタリアンシルク刺繍雨傘 持ち手革張り

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イタリアンシルク刺繍雨傘、入荷しました
その一部を紹介します


イタリア製の美しい上品な雨傘です
あまりに美しいので「これを雨の日にさしていいの?」と思うぐらいですね
内側の布には刺繍が施されています
そして持ち手は革張りと豪華ではありますが
派手にはならないのがイタリアならではのセンスです


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