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2012年7月31日火曜日

今さら検札

(画像が消えてしまいましたが…)

ミラノの私鉄Trenordのホームで撮った一枚です
この柱には「改札を出るときも切符・定期を確認します」ということが書かれています

日本と違ってイタリアはとても規制がゆるく
ミラノのこの駅の改札を通るには(つまり電車に乗るには)切符を機械に通す必要がありますが
他の駅は規模が小さいため、改札たるものが存在しません
代わりにホームにある切符の打刻機を通す事が義務付けられているだけです
つまりは自己申告

そして列車の中で切符や定期を確認する検札官が
毎回いるかというと、そうでもないのです

そしてある日、彼らは気付いたのです
そのシステムでどれだけ損をしているのか!
その「気付き」のお陰で、やっとミラノにも
日本のように改札に入る時も出る時もキップは必要という習慣(?)が
導入され始めました

このシステム導入はこの私鉄だけではなくミラノの地下鉄でも同時期に実施されています

・・・しかしこのシステム導入のお陰か
列車内で切符をチェックする検札官がいなくなり
それはそれで、「抜け道」なのでは?
と思ってしまいます

どこまでも「完璧は目指さない」イタリアです 笑

2012年7月30日月曜日

夕方の散歩

夏のイタリア
夜の9時をまわってやっと、夕方のように日が傾きます

この日は夕方6時をまわってから自転車で散歩
とても静かでゆったり
時間が止まってしまったような町を散策しました

少し行くとこうして畑がみえます



2012年7月28日土曜日

夏の風物詩

夏の風物詩
といってもこれはスーパーの一角
子供用の文房具やリュックが売られています




日本は4月から新学期がはじまりますが
イタリアは9月から

この夏休み中はスーパーにはこんな風に
新学期コーナーが設けられ
いろんなグッズを揃えられるようになっています

・・・あれ?ということは?
日本のようにあの膨大な夏休みの宿題はないの?
なんと、無いんです!!
自由研究や日記などなど・・・無いんです!



2012年7月27日金曜日

壁紙

イタリアではまずみる事が無い景色
それがこの建物がなくなるというものです

築100年以上の建物がひしめく中
ミラノを散歩中、この風景を見つけました

色んな壁紙が見え
そこから色んなストーリーが思い浮かびます






2012年7月26日木曜日

おうちを作ろう!

イタリアも夏休み
ある日曜日、町の広場に行くと
「おうち大会」が催されていました

子供達が各自、与えられたダンボールで思い思いの家を作り上げるイベントです

写真のように窓にカーテン、テラスにテーブルと日本人並みの決め細やかさで仕上げる子もいました
上位3位までは椅子の上に乗って表彰され、記念の優勝カップももらえます



2012年7月25日水曜日

小人のジェラート

去年のFiera Artigianatoで知ったLo Gnomoをたずねました


Lo Gnomoにたどり着くには、この大きな靴が目印です
これは靴屋さんの「看板」なのですが
このお店の隣に、そのLo Gnomoがあります

「Lo Gnomo」
読み方は「ロ・ニョモ」です
意味は、小人です




Lo Gnomoではドーナツ、ワッフルにバーつきのアイスも売っています
ショーケースにはアイスケーキも何種類か見えました
一つ一つが丁寧に作られた雰囲気で
ドーナツとワッフルにはジェラートを乗せてもらえます





オリジナリティのアルジェラートやさんだ
近くに立ち寄ったなら、是非お試しを

Lo Gnomo(ロ・ニョモ)
Via Francesco Cherubini, 3, 20145 Milano
TEL: 0236522447
営業時間
月-土: 12:00-23:00
日: 11:00-23:00


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2012年7月24日火曜日

青空市場で


いつもの青空市場で
サルデーニャのサラミ屋さんを見つけました

ロバ、馬のサラミ
そして中央に見えるのは「Cannonau風味」

「Cannonau」というのは
サルデーニャのぶどうの一種です
この「Cannonau」のワインもあります
深みのある味でお気に入りのワインの一つです

2012年7月23日月曜日

なすのクリーム

ずっと以前に紹介しました
お友達から手土産で頂いたギリシャの茄子のクリーム(>リンク
そのレシピを見つけたので作りました

イタリアでは茄子はこんなに巨大です!
(奥に見えるのはキャベツです)

では作り方です
この大きい茄子
多きいのでまず半分に切って、フォークで穴を開けて火の通りをよくしておきます


そして低めの温度で予熱したオーブンでゆっくりと40分ほど焼きます

これぐらいの焼き色がつくと、中も柔らかくなっています


スプーンを使って、皮から実を取り出します


ニンニク、塩、胡椒、オリーブオイルを加えて
ミキサーでよく混ぜて出来上がりです
(好みでお酢を入れてもすっきりとして美味しいです)



材料
・なす(日本のサイズで)4本
・にんにく 1片
・塩・胡椒
・オリーブオイル 1/2カップ

2012年7月20日金曜日

セール

ミラノではすでにSaldi(サルディ セールのこと)が始まっています
お店にはセールの表示がいっぱい
街を歩く人も手に紙袋を提げている人がほとんどです



イタリアのセールのカレンダーを掲載しているサイトを見つけました
リンク
セールは基本的にはイタリア全土で日程が同じですが
いくらかの都市では日程が違うようです

2012年7月19日木曜日

新商品入荷しました ヴェネツィアングラスの3連ネックレスなど

先日紹介いたしましたイタリアの夏祭り(>関連記事
そののみの市の商品が入荷しました
イタリア人の手で一つ一つ丁寧に作られた
ハンドメイドのアクセサリー、雑貨です

どれも数量限定1つです
お早めに!

こちらの商品のお求めはこちらのサイトから

ヴェネツィアングラスの3連ネックレス


フィモで出来たイタリア野菜沢山の可愛いブレスレット


フィモで出来たイタリア・サラミやハム、チーズの盛り合わせ マグネット


こちらの商品のお求めはこちらのサイトから



2012年7月18日水曜日

夏祭り

夕方6時から始まる、夏祭り(と私が勝手に称していますが)
ある地区で毎年行われているイベントです
日本で言うと町内会主催のお祭りのようなものです



のみの市も催され、さらに食事も格安で提供されます
例えば、ステーキ、鹿肉ソースのパスタ、ウィンナーのパニーノ、フライドポテトにビール、グラニータ(かき氷の溶けたようなものでストローで頂きます)などなど

上の写真はある出店のもの
カチューシャを横長のパンダのヌイグルミに飾り付けています
展示方法にも遊び心満載です

これは通りかかって、家の色合いが可愛らしいなと思って撮った一枚
ピンクの壁に、グレーの大理石(?)、そして茶色い窓です

少し暗くなり始めたら(夜10時ごろ)バンド演奏も始まり、品のいい音楽が流れ
その前のスペースではなんと老夫婦達が華麗に社交ダンスのようなものを踊っていました
いつまでもそういう仲でいられるって、素敵ですね

ちなみに私はその会場では唯一のアジア人でした
どこを見ても、イタリア人か南米の人たち・・・
この小さな町に引っ越して初めて「日本人でしょ」といってもらえたのがこのお祭りでした
それまでは常に「中国人でしょ」「上海から来たの?」(え、なんで!?)といわれるばかりでした笑

明日のブログでは、こののみの市で仕入れた商品を紹介します!
お楽しみに!

2012年7月17日火曜日

SIMONE CRISTICCHIの歌

今日は
SIMONE CRISTICCHI(シモーネ・クリスティッキ)
というイタリア人歌手を紹介します
彼も面白い歌を歌い、一躍有名になりました
2007年にはサンレモの音楽フェスティヴァルで賞を受賞するなど実力もある歌手なのです

今日の歌はこの
「VORREI CANTARE COME BIAGIO ANTONACCI」
(BIAGIO ANTONACCIみたいに歌いたい)
です

「BIAGIO ANTONACCIみたいに」といってるからには
「BIAGIO ANTONACCI」は人なんだなと言うことがなんとなく分かります
さて、それでは
「BIAGIO ANTONACCI」さんはどんな方なんでしょう?

「BIAGIO ANTONACCI」
イタリアを代表する歌手の一人です
 彼の歌を聞いて見ましょう



大人な感じの歌ですね
こぶしも入ってますね(笑)
ラテンの熱い感じも伝わってきます

ではSIMONE CRISTICCHI(シモーネ・クリスティッキ)の
「VORREI CANTARE COME BIAGIO ANTONACCI」
を聞きましょう



Biagio Antonacciの歌と違って大分ユーモアのあるものだと感じる事ができます
映像では、アフロヘアのSIMONE CRISTICCHIが
車で出かけ、二人の男に詐欺にあい
最後にはその車を盗まれた上にそれを潰されてしまっています

歌詞をみていきましょう


Rit: Vorrei cantare come Biagio Antonacci
(Biagio Antonacciみたいに歌いたい)

Vorrei pesare come Biagio Antonacci
(Biagio Antonacciみたいに考えたい)

Firmare autografi alle fan, riempire i palasport
(Biagio Antonacciみたいにファンにサインをして、
ホールを(コンサートで)満員にしたい)

E fare quel che fa Biagio Antonacci
(Biagio Antonacciのやることをしたい)

Vorrei vestirmi come Biagio Antonacci
(Biagio Antonacciみたいに服を着たい)

Vorrei convivere con Biagio Antonacci
(Biagio Antonacciと一緒に住みたい)

Se fin da piccolo il mio mito era Jim Morrison
Con Rambo e Rocky, adesso è solo Biagio Antonacci
(たとえ僕の子供のころの憧れは Jim MorrisonやCon RamboやRocky
でも、今はBiagio Antonacciだけなんだ)

Godo della stima dei miei simili e per quanto sia nostalgico non sono stato mai da Paolo Limiti
I limiti che ho li riconosco, sono cappuccetto rosso perso in questi sottoboschi artistici.
Credici, mi dicono, credici e arriverai al Palalottomatica o al Festivalbar,
fidati, mi dicono, fidati, ce la fai. Ma io mi sento un panchinaro condannato allo stand-by.
Mi stimano tantissimo i colleghi cantautori, i direttori generali e pure i produttori,
mi vuole bene questo pubblico di nicchia, ma io mi sento piccolo come una lenticchia.

Rit: Vorrei cantare come Biagio Antonacci
Vorrei pesare come Biagio Antonacci
Firmare autografi alle fan, riempire i palasport
E fare quel che fa Biagio Antonacci
Vorrei vestirmi come Biagio Antonacci
Vorrei convivere con Biagio Antonacci
Se fin da piccolo il mio mito era Jim Morrison
Con Rambo e Rocky, adesso è solo Biagio Antonacci

Pesante la tua musica leggera, la trovi su cd, lp e su dischetti per tastiera,
mentre a me mi trovi in giro qualche sera, in un locale dove fuori certamente non c'è fila.
Purtroppo in cima alle classifiche non ci facciamo compagnia
La costruzione di un successo è sempre un'alchimia di musica e di testo,
tu sei un gran maestro, ti dedico 'sto pezzo e spero che ricambierai la cortesia.

Rit: Vorrei cantare come Biagio Antonacci
Vorrei pesare come Biagio Antonacci
Firmare autografi alle fan, riempire i palasport
E fare quel che fa Biagio Antonacci
Vorrei vestirmi come Biagio Antonacci
Vorrei convivere con Biagio Antonacci
Se fin da piccolo il mio mito era Jim Morrison
Con Rambo e Rocky, adesso è solo Biagio Antonacci

Sono bravo a scrivere canzoni, si, ma tu di più, ma tu di più,
sono bravo a regalare le emozioni, si, ma tu di più,
ma quanto tempo e ancora, io dovrò darci dentro
quanto tempo e ancora mi viene da star male perché

Rit: Purtroppo io non sono Biagio Antonacci
Vorrei pesare come Biagio Antonacci
Firmare autografi alle fan, riempire i palasport
E fare quel che fa Biagio Antonacci
Vorrei vestirmi come Biagio Antonacci
Vorrei convivere con Biagio Antonacci
Se fin da piccolo il mio mito era Jim Morrison
Con Rambo e Rocky, adesso è solo Biagio Antonacci.

Purtroppo io non sono Biagio Antonacci


Altri testi di Simone Cristicchi

Ti Regalerò Una Rosa
Studentessa Universitaria
La Vita All'Incontrario
Meno Male
Monet
La Risposta
Laureata Precaria
A Sambà
L'italiano
Non Ti Preoccupare Giulio


このようにユーモアいっぱいの歌なのですが
wikipediaには
この歌を書いたときのSIMONE CRISTICCHIは
この歌手と言う仕事で行き詰まりを感じ
非常に落ち込んでいて
本気で 「Biagio Antonacci」みたいに偉大になりたい!
と思っていたのだそうです
その「助けて!」と言う気持ちを
そのままぶつけて出来たのがこの歌なのです
そんなエピソードを明かせる素直さもいいですね

wikipedia
Biagio Antonacci(イタリア語)
Simone Cristicchi(イタリア語)

2012年7月16日月曜日

クララのイベント、行ってきました!

先日お知らせしましたクララのイベント(>関連記事
いつも遅い時間に始まるのですが今回は家の近所だったので自転車で行ってきました
開始時間はなんと夜の9時半ごろです
といってもイタリア人
明日の事はあまり考えずにのんびりと人が集まってきました

イベントの会場はCamaleonte(カマレオンテ)というバー
Camaleonteはカメレオンという意味です







今回はクララが小さなワークショップを開きました
アクセサリーをクララと一緒に作る可愛いイベントです


私も参加して、こんなに可愛いヘアアクセサリーを作ることが出来ました




そして気が付けばもう夜の12時
夏といってもちょっと涼しすぎる夜中
自転車でのんびりと帰りました


2012年7月13日金曜日

ジェラートやさんで

ジェラートやさんで見かけた
子供のお絵かきです
「ドラゴンボール」はイタリアでも大人気です

2012年7月12日木曜日

エスカルゴ

いつもの青空市場で
大きな青いバケツを見つけました
覗くと・・・



エスカルゴがいっぱい!
小ぶりなものだったので、これはスープに使われるそうです

思わず「這い上がって逃げて~!」と心の中で叫びました

2012年7月11日水曜日

アーティスト、クララからのお知らせ!

アーティスト、クララからのお知らせ!

この6月12日18:30から
ミラノ郊外 
Camaleonte Bar

Via Nievo, 27 , 21052 Busto Arsizio
でのイベント情報です
クララの可愛いイタリアンファッション ショップ販売ページへ


Petit Pois Rose e le sue creazioni vi aspettano per una serata creativa al Camaleonte Bar a busto arsizio.
Avrai a disposizione un piccolo laboratorio per creare accessori unici per personalizzare i tuoi capi e non solo.


Camaleonte Bar



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2012年7月10日火曜日

ズッキーネと花のタルト


今の季節だけ、八百屋さんに現れるズッキーネのお花
普通に天ぷらにしようかと思いましたが、タルトのレシピを見つけました
今日はそのレシピを紹介します
(日本ではズッキーネのお花は見つかりにくいと思います
ズッキーネだけで作っても美味しい一品です)

まずはズッキーネを薄く切ります
これをニンニクとオリーブオイルで弱火でのんびり炒め
塩で調味します

お花は額とおしべめしべを取り除き、広げてお水で洗います
水はよく切って、キッチンペーパーでもとっておきます

タルト生地の上に、粉チーズをそこが隠れる程度にまぶし広げ
その上に炒めたズッキーネ、お花、モッツァレラチーズ、粉チーズと粉パン粉を混ぜたものの順にふりかけ、180度のオーブンで20分ほど焼きます

軽くて美味しいタルトの出来上がりです
お肉が入っていないので、ベジタリアンの友達にも最適です

材料
(25-28cmのタルト型)
・ズッキーネ 3-4本
(お花がある場合は上記より少なめ お花は200グラムほど)
・粉チーズ(パルミッジャーノ・レッジャーノ) 100-120g
・パン粉 40g
・タルト生地 パイ生地でもOK 1枚
・とろけるチーズ(またはモッツァレラチーズ)100g

2012年7月9日月曜日

タルトと地震

ある日、叔母が作ってくれたタルト


日本では「タルト」と言うとお菓子のタルトをすぐに思い浮かべますが
イタリアではTorta dolce がお菓子のタルト
そしてTorta salataが野菜やお肉を使って作る、食事用の甘くないタルトです

この度頂いたのは、Torta salataでした
タルトには手紙が一枚添えられていました


緑のラインを見てみましょう
「被災者の方々を助ける為に私達が購入した
エミリアロマーニャのパルミッジャーノを使っています」

エミリアロマーニャであの有名なチーズ、パルミッジャーノが作られており
それがこの地震で被害をうけた事は日本でもニュースになりました
日本国内ではパルミッジャーノの価格の高騰が心配と言う方もおられるようですが
私は被災者の方々や工場の再建にかかるこれから先のことの方が心配です

この被災したパルミッジャーノ
崩れて商品にならなかったものを購入する事によって
一部の被災者を助けられるということから
パルミッジャーノの販売が行われていました

今もエミリアノマーニャの被災者の方々は避難生活を送っておられます
日本に比べると何もかも対応は遅いように見受けます
仮設住宅も日本の何十倍もの時間をかけてやっと被災者に渡る状態

日本でのこの地震の報道の量は非常に低いのですが
だからといって地震からすぐに復興、
被災者の方々が元の生活に戻れているというわけではありません

日本人だから共感できる地震と被災

大阪のイタリア文化会館のサイトで義援金を募っているのを見つけました
よろしければご覧下さい
このページの下の方に案内があります
http://www.iicosaka.esteri.it/IIC_Osaka/




[ 日本の東日本大震災についてのお知らせ ]

Antiquarium Milanoは lots of heart project の活動を応援しています
ご協力いただける方は以下のバナーをご利用下さい

世界中から受けた東日本大震災復興支援に対する
日本からの感謝の気持ちをデザインの力で世界中に伝えていくプロジェクト
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バナーソース
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2012年7月8日日曜日

パリに行ってきました その15 しめくくり


上の写真にあるのは
映画「アメリ」の舞台となったカフェ「Les Deux Moulins」です
無計画パリ旅行でしたが
「じゃあ・・・明日はモンマルトルにでも行くか」となんとなく決まった時
ネットで検索したのが功を奏しました
アメリのカフェがモンマルトルにあるのを見つけたのです

モンマルトルまでは私達はバスと地下鉄を乗り継いでたどり着きました
バスだと街の景色がよく見え
思わぬ発見もあるからです
(このため、ミラノでもバス派です!)

だんだんとバスが坂道を上り始めたら
モンマルトルに近付いている証拠

モンマルトル、私が思っていたほど美しい地域ではなかったです
なんだか道も汚れていて
京都の嵐山みたいに典型的なお土産やさんだらけでした
が、とにかくアメリのカフェで一息
そして観光客が沢山訪れるわりには
普通の価格でサービスしているところに好感を持ちながら
カフェをあとにしました

旅行全体で感じたことは
「私が住んでいるのがイタリアで本当によかった」
の一言です
イタリアに比べると
パリの人たちはどこか閉鎖的で冷たく
そしてなにより暗い印象を受けました
もちろん、皆がみんなではありません
いい人だっているんですが。
そしてそれはどことなく
日本社会と似ているのです。
私がイタリアからフランスに移住しようものなら
そんな環境ですぐに病みそうです 笑
イタリアが自由すぎるんでしょうか?

どちらかと言うと規律よりも心が優先されるイタリア
この度のパリ旅行で
日本人の多くがイタリアに魅了される理由の根源を見つけたように思います

Les Deux Moulins
15 Rue Lepic, 75018 Parigi
TEL: +33 142549050


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wikipedia
映画「アメリ」

2012年7月7日土曜日

パリに行ってきました その14

(↑写真 パリのノートルダム寺院)

さて、イタリアとフランスの違い
イタリア人って、とっても情熱的で誰でも熱~くギュ~ッと抱きしめて挨拶してそう!
・・・なイメージがありませんか?

ところがところが、社会の中に暗黙のルールがあるのです
それが
「他人の子供には絶対に触らないこと」

日本だと、通りすがりにでも小さな赤ちゃんや子供を見かけると
おばあちゃまや、おば様方が
「あら~!かわいいわね~ おいくつなの!?」
と、頭を撫でたり、ほっぺをつっついたり
挙句、抱っこさせてもらったりしますが
イタリアではこれは「超NG」なんです

知らない人同士の間で
子供に話しかけるのはいいのですが
触っては絶対にダメ

少し前に郊外からミラノへ行く列車の中で
ベビーカーを押しているお母さんを見かけました
列車が近付き、ドアの前にみんなが並び始めた時
ある紳士がベビーカーに触りました
するとお母さんが「ああ、いいですよ。一人で出来ますから」と言うと
この紳士が「ここに手を置かせてもらうから」と答えたのです
お母さんと周りにいた人が「え?なんて言った?」と固まります
その紳士、あまり体調がよくなかったのかどうかは分かりません
少し変わった雰囲気のある方でしたので
このお母さんの表情がみるみるこわばっていき
「とにかく触らないで下さい!」と言い放ちました
知らない人に子供を(ベビーカーでも)触られるのは御法度なんです

が、パリに来てビックリ
皆、知らない人同士が軽くタッチしています
歩いている途中、子供を見かけたら軽く頭を撫でる人もいます
イタリアでみた事が無い光景を目にして「え!?」とビックリしてしまいました

イタリア旅行の時は、どうぞお気をつけ下さい!

2012年7月6日金曜日

Gelateria Paganelli

この日はミラノの老舗ジェラートやさんにいってきました
創業1930年
これだけ長く営業を続けるには
イタリア人にとって、ジェラートが重要な事もわかりますね




ここのとっておきは
「ピスタチオと唐辛子」のジェラート

「ジェラートに唐辛子が!?」
この唐辛子の分量がとても絶妙で
ピスタチオを味わった跡にフワ~ッと辛味が口の中に広がります
それは強すぎることなく
柔らかくアピールしてくるのです

これはYouTubeで見つけた
Gelateria Paganelliの取材風景
オーナーさんがジェラートへの情熱を語っています



Gelateria Paganelli Di Paganelli F.
Via Generale Gustavo Fara, 14, 20124 Milano
TEL:026702751
夏季: 10.30-23.00
冬季: 10.30-20.30
日曜お休み


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2012年7月4日水曜日

結婚パーティー

一月前、友人の結婚パーティーに行ってきました
「結婚」といっても彼らはもう50歳前後
すでに何年も、何十年も一緒にいて
区切りをつけるために結婚した、と言う風です

イタリアでは形にとらわれない人が多いのか
結婚と言う手続きを踏まなくても別にいい、という人が多くいます

さて、このパーティーとっても雰囲気のいい場所で行われました
ミラノの運河のある地域で行われたのですが
てっきり運河が見えるレストランと思っていたら
たどり着いたのが・・・


↑これがその会場の入口です
外観から見ると、「なんだろう? はっきり言ってあんまりきれいじゃないんだけど・・・」(笑)


一歩中へ進むと緑がいっぱい


とっても気軽な立食パーティーでした
開始時間も「6時半から9時までやってるからね~」
とゆるい雰囲気
新郎は私服。さっき仕事が終わった、と言う感じです







この上の写真の左側にいらっしゃるのが新郎さん
とっても気軽でしょ?





ウェディングケーキならぬ、チーズです
可愛いですね!


アコーディオン演奏でユッタリ感がいっぱいです


これはグリッシーニの一つ
外側にはチーズがまぶされていました




ギャラリーも併設されていて
お喋りに芸術鑑賞と気持ちにゆとりが出来るパーティーでした


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ケータリング情報
Ristorante Belvedere
http://www.belvedere1919.it/
Pessiante 15060 Cantalupo Ligure
TEL: 014393138 3382144932
E-mail: info@belvedere1919.it

Vallenostra Agriturismo e Caseificio, Soc. Cooperativa Agricola
http://www.vallenostra.it/
Cascina Valle 1, Mongiardino Ligure
TEL&FAX: 0143 94131
E-mail: info@vallenostra.it

Azienda Agricola di Manganaro Elena Laura Maria
http://www.ivallicelli.it/
Via Vallicelli, 3 23887 Olgiate Molgora
TEL&FAX: 039508345 3491403595
E-mail: info@ivallicelli.it


2012年7月3日火曜日

UEFA決勝戦の街の様子


今日は、先日決勝戦が行われたUEFAのサッカーのお話です
試合はテレビで観戦でき、結果はUEFAのサイト(>リンク)で見る事ができますが
今日は「この時のイタリアの街の様子は一体どうなの?」
を語ります

実は私は余りサッカーに興味はないのですが
準決勝の対ドイツ戦は、ちらちらとチャンネルをたまにかえつつ観戦していました
そうさせたのは、ご近所さんの歓声です!

得点するたびに
近所中のあちこちの窓からこの声が響いてきたのです
「ぎゃ~ やった~!」
「バロテッリ!結婚しよう~!」(ゴールを決めた選手にむかっての叫び)

テラスから外を見れば、皆が同じチャンネルを見てるのは一目瞭然
窓からもれるテレビの明り。その瞬きがどこも同じなのです!

私の住む街は小さいせいもありますが、試合中は車一台走っていません
みんなが真剣に試合を見ているんです

準決勝、イタリアはドイツを下し、決勝進出がきまりました
その試合が終わった後から、大勢の人は車やバイクに乗り
とりあえず街の中心地へと向かいます
皆でお祝いするためですが、気持ちにとっても素直な人たち
なんだか可愛らしいです

そしてその数日後の決勝戦
日曜の夜
街はまた静まり返り、みんなはテレビの前に釘付けとなったのです
イタリアはスペインに大敗
得点することなく終わったこの試合
ご近所から歓喜の声も聞こえることなく
街はそのまま静か~に眠ったのでありました・・・


リンク
UEFA 欧州サッカー公式サイト(日本語)

2012年7月2日月曜日

Sottolio

イタリアでよく見かける「オイル漬け」
オイル(olio)の下(sotto)なので
「Sottolio(ソットリオ)」といいます

これをアスパラで作りました



レシピを見ながら調理を進めると
最後の一行がこれ
「2ヶ月後に完成です!」
え!?
味見をしてうまく行ったかどうか、
それが分かるのが二ヵ月後です
とほほ

ということでレシピは二ヵ月後に味見をしてから掲載します!

2012年7月1日日曜日

パリに行ってきました その13

(↑写真
セーヌ川に浮かぶ船
レストランだったり、ホテルだったり)


旅の間中、フランスとイタリアの違いを
あらゆるところで見かけました

そのうちのいくらかを今日は紹介します

まず一つ
「地下鉄のドア」
ミラノの地下鉄に比べるとパリの地下鉄は車内も幅が狭く、なんだか窮屈
それは別にいいのですが・・・
旅の間に二人が車両のドアに挟まれているのを見ました
その内、一人は私の友達です
人がいっぱいのホームでドアの前に並び
乗り込むのを待っていたところ
その友達が挟まれてしまったのです
それも運の悪い事に、車内のドアのすぐそばにある
上下に渡る手すりが彼女の肩に引っかかってしまいました
もう片方の肩はもちろん、ドアにはさまれているので
どうにも動けない状態に。
男性たちが必死でドアを手で押し広げ
運転士もやっとそこで
「ああ、無理矢理閉めてもこの乗客は入れないんだな」と
わかって、やっとそこでドアが開きました

友達は痛みの余り目に涙を浮かべていました
旅の間のアクシデント
みんなでとても残念な気持ちにあふれました
子供が挟まれたら骨でも折られてしまいそうです

二度目の時も同様に
人を挟んで強引に閉まったドアは、全く開く様子がありません
挟まった人をグイグイと挟んでいます
周りの人がすぐに手を差し伸べるのですが男性でも固そうなドア
この痛みって、普通じゃないように見受けました
「あいたたた・・・」
しばらくは傷みをグッとこらえている様子 なんです

「ルールを破ったものには非情であってよい」
とでも言うかのようで、深いため息が出ました

で、ミラノではこういうのを見たことはありません
「あ、はさまれそう!」となったらすぐにドアが開きます
私が一度見たのは、列車に乗り遅れそうな綺麗な女性が
ごくごく冷静に、持っていた折りたたみ傘を
ドアに「ひょいっ」とはさんでドアを開けてもらっていました
とってもエレガントな「駆け込み乗車」です(笑)

私も一度ミラノの地下鉄で
乗り遅れそうになった事があるのですが
運転士さんと偶然目が合い
ドアを開けて待ってくれました
そしてこちらに向かって軽く「ウィンク」です (笑)

運転士から、この二つの国の「気持ちのゆとり」の違いを見ました
もちろん、みんながみんな、と言うわけではありませんが
4日の旅の間に2度も見てしまうと強く印象に残りました

「ミラノはイタリアではない」とよく言われます
事実、ミラノ郊外に引っ越した私はその差を肌で感じています
一言で言うと、ミラノのあのギスギスとした感じが、郊外には全く無いのです
同じように、東京は日本ではなく、パリもフランスではないのでしょう
いつかは本当のフランスの姿を見たいものです

もう一つのお話は次の記事で紹介します
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