Antiquarium Milano
イタリア ミラノから直送 国際郵便でも送料800円から
Antiquarium Milano会員登録でもれなく100ポイントプレゼント
イタリア アンティーク風のサインプレート 商品ページへ
「ミラノのお土産」 プレゼントキャンペーン実施中 詳細へ
現在のイタリアの時刻

このブログは「Antiquarium Milano」ネットショップの
情報発信サイトです
「今」のミラノ情報をお送りしています
ショップサイトへも是非お立ち寄り下さい

LINE ID: antiquiarium-milano(→QRコード)
WhatsApp: +39 3337346807
FaceBook ID: AntiquariumMilano(→リンク)


Antiquarium Milano ネットショップへAntiquarium Milanoについて

2012年2月29日水曜日

春待ち


ぼやけた写真になりましたが・・・
アジサイが芽吹いているのを見つけました
寒くても春は着実に近付いています

2012年2月28日火曜日

オエプリ HOEPLI

さて、前回の紹介しました「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」さん
ミラノでは有名な方です
「方」といっていいのかどうか・・・

それでは写真を見ましょう

↑少し見えにくいですが、縦書きの看板が黒っぽい建物に沿って見えます
「HOEPLI」とあります

↑これがその看板のあるお店の前
「HOEPLI(オエプリ)」
今度ははっきりと見えます
下には「LIBRERIA(リブレリア)」本屋さんです


この本屋さん、「HOEPLI(オエプリ)」は先日紹介しました「VIA HOEPLI」にあります
ミラノで「HOEPLI(オエプリ)」といえば、この書店を指すのです
そして迷うことなく、VIA HOEPLIを目指せばたどり着きます
「HOEPLI(オエプリ)」書店は VIA HOEPLI(ヴィア オエプリ)に
なんて、気が効いてますね
この書店は日本で言うジュンク堂や紀伊国屋書店と同じようなもので
地下1階、地上6階と大きな規模です

さて、この「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」さん
一体どんな人物なのでしょうか?
「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」はスイス生まれのイタリア人です

15歳のころから各地、各国にある書店を転々としながら働き
1860年にミラノにある書店を引き継ぎました
ミラノの知識人に多く利用され、成功を収めました
古書や、ヨーロッパ中の各言語を取り扱った本、化学や技術の本を取り扱っていました
現在の「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」の名を書店名に冠したのは1920年からです

昨年のクリスマスにはマキコさんという方が留学を終えられるということで
この書店へ赴き、ミラノの写真が多く掲載された2012年のスケジュール帳を選び
彼女にプレゼントしました
山のようにある本の中から選ぶのも楽しいものです
もちろんラッピングサービスもあり、サービスも充実です

HOEPLI
Via Hoepli, 5 - 20121 Milano
(最寄り駅 地下鉄Duomo, San Babila またはMontenapoleone)
TEL: +39 02864871
FAX: +39 02864322
E-mail: libreria@hoepli.it
営業時間 月-土 10:00-19:30
http://www.hoepli.it/

wikipedia リンク
Urlico Hoepli(イタリア語)


大きな地図で見る

2012年2月27日月曜日

通りの名前


今日はミラノの各道にあるこの石板を紹介します
日本は「○○町○丁目」などと住所が区切られていますが
ミラノでは通りと番地が住所になります
(イタリア全体がそのようだと思いますが、全国を旅行した事が無いので・・・)

上の写真はその通りの名前が刻まれたもので、各通りに貼り付けられています
「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」通りの石板です
イタリア語ではその通りの大きさによっては
Via(ヴィア), Viale(ヴィアーレ), Vicolo(ヴィーコロ)などと表現が異なりますが
いずれも通りは通りです

さてこの「Urlico Hoepli」さんの石版の下の方には
「EDITORE(エディトーレ)」「1847-1935」とかかれています
これはこの「Urlico Hoepli」さんの職業と生没年です
他に観たことのある通りの名前には
職業が「自然学者、詩人、作家」などなど様々です

「EDITORE(エディトーレ)」は出版者と言う意味です
「CASA EDITRICE(カーザ エディトリーチェ)」が出版社という意味の単語です
「CASA(カーザ)」は主に「家」という意味ですが
ここでは「お店」「専門店」と言う意味で使われています

ミラノを散歩する時は、この石板も観て楽しんでいます
イタリア旅行の一つの楽しみにどうぞ

次回はこの「Urlico Hoepli(ウルリコ・オエプリ)」さんのお話です

2012年2月24日金曜日

ミラノのカルネヴァーレ

ミラノのカルネヴァーレはこの2月22日から25日まで開催されています
ここで、良いサイトを見つけましたので紹介します

CARNEVALE AMBROSIANO 2012(カルネヴァーレ・アンブロジアーノ2012)(>リンク イタリア語)
これはミラノ市のサイトで
カルネヴァーレ期間中、ミラノ市内で
どこでどんなイベントがあるかを案内しています


私が興味を引かれたのは「MILANO CLOWN FESTIVAL(>リンク イタリア語)
世界中から集まった大道芸人が
ミラノのドゥオーモ広場などあちこちの広場で芸を披露してくれます
このサイトにある写真を見るだけでも楽しさが十分に伝わってきます

これらサイトのリンクから、さらに便利なサイトを見つけました
Milano è Turismo(ミラノ・エ・トゥリズモ)(>リンク イタリア語・英語)
ミラノ市が作っている観光客向けのサイトです
大抵はショッピングで終わってしまうミラノ観光ですが
歩けばあちこちに思わぬ素敵なものが見つかります

リンク
CARNEVALE AMBROSIANO 2012(カルネヴァーレ・アンブロジアーノ2012)(ミラノのカルネヴァーレ情報)
MILANO CLOWN FESTIVAL(ミラノ大道芸フェスティバル)(イタリア語)
Milano è Turismo(ミラノ・エ・トゥリズモ)(ミラノ観光情報 イタリア語・英語)

2012年2月23日木曜日

ヌテッラ Nutella

イタリアで子供達が朝食に頂くもの、といえば
「Nutella (ヌテッラ)」
日本でも輸入、販売さているのでご存知の方も多いでしょう
チョコレート系の甘くて美味しいペーストです
これを使ったお菓子やクレープも沢山派生しています
クリスマス時期には小さな手のひらサイズのヌテッラがツリーの飾り用に登場するほど

さて、今年に入ってからこのヌテッラのCMに
パヴァロッティの美しい歌声が起用されています

今まで歌には縁の無い生活を送ってきた私ですが
このCMを見るたびに聞きほれ、癒されています
テレビのCMからパバロッティの声が聞えるなんて贅沢です

↓これはそのCMのロングバージョン


↓こちらでは起用されている歌「Buongiorno a te(ボンジョルノ・ア・テ)」を
全曲通してお聞き頂けます


Nutella(FERRERO)
http://www.nutella.it/index.php
Luciano Pavarotti
Officila site(イタリア語・英語)

wikpiedia リンク
Nutella(日本語)
ルチアーノ・パヴァロッティ

2012年2月22日水曜日

ミラノを散歩

今日は、ミラノのお買い物スポット
「Corso Buenos Aires(ブエノス・アイレス通り)」を散歩しました

Corso Buenos Aires(ブエノス・アイレス通り)は
地下鉄のPorta VeneziaからLoretoまでの3駅が通る長く幅の広い通りで
お店が沢山立ち並んでいます
Duomo周辺のお店に比べると価格も手頃
靴や服のアウトレットショップもあります
私も、大抵の日常のお買い物はここで済ませています


そして、途中でこんな可愛いゴミ箱を見つけました
こんなに明るく楽しいゴミ箱、見たことがありませんでした!


大きな地図で見る

2012年2月21日火曜日

お気に入りクレープやさん

ミラノのブレラ地区に、私のお気に入りのクレープやさんがあります
それがCreperia Caffè Vecchia Brera(クレペリア・カフェ・ヴェッキア・ブレラ)
ミラノに長年ある老舗です
私は普段「老舗」であろうが無かろうが
とにかく美味しいかどうか、そしてサービスを重視しますが
このCreperia Caffè Vecchia Brera(クレペリア・カフェ・ヴェッキア・ブレラ)は
価格も手頃で美味しく、ウェイトレスさんたちも元気で明るいのが特徴です
一度、友達とランチタイムに訪れた事がありますが
お客さんでいっぱい、それも主にイタリア人ビジネスマン達でした
お昼にはミラノの伝統料理リゾットやカツレツもあります

そして、ワインももちろんですが、ビールの種類も豊富です
生ハムの乗ったシンプルなクレープとワインも合いますし
サーモンやチーズ、キノコのクレープと好きなビールと合わせても楽しめます



締めくくりはやはり、デザート・クレープ
これもどれにしようかと迷うぐらい種類が豊富です


ミラノでは外せない一軒です

Creperia Caffè Vecchia Brera
(クレペリア・カフェ・ヴェッキア・ブレラ)
地下鉄Cairoli駅から徒歩5分
Via dell'Orso,20 20121 Milano
TEL. 0286461695
閉店時間 午前2.00
日曜日定休(夏場の2ヶ月も休み)


大きな地図で見る

2012年2月20日月曜日

郵便局で

郵便局に立ち寄ると、こんなショーウィンドウがありました
記念切手のセットが売られています


↑これはインテルの2010/2011のCoppa Italiaの優勝記念切手セット

↑これはミランの2010/2011のCampione d'italiaの優勝記念切手セット


↑イタリアの漫画、DIABOLIKやピノッキオ、戦闘機などの記念切手セットもあります

↑こちらはFerrari

↑もちろん、ばら売りもあります

珍しいものなので、お土産にしてもいいですね

Ufficio Postale - Milano Cordusio
地下鉄Cordusio近く
Via Cordusio 4, Milano
営業時間
月-金:8:00-19:00
土:8:30-19:00


大きな地図で見る

2012年2月17日金曜日

シエナへ その13

「シエナへ」のシリーズ記事もこれが最後となりました
・・・といってもまたシエナへ行くことがあれば
楽しいものを見つけて紹介しますが

今日はこの度の滞在で利用したホテルを紹介します
スタッフは皆明るく、親切でとても丁寧です
街の中心地にあるため、ちょっと休憩に帰れば
いつでも好きな時に飲み物を頂けます(嬉しい事に宿泊費に込み!)
部屋も常に綺麗に保たれ、居心地は抜群でした

↑ホテルのテラスからの景色
朝はこれを見ながら朝食を頂きます

↑到着してチェックインの後、紅茶を頂きました
下の方に少し見えるのはあのシエナのお菓子、リッチャレッリです
(>関連記事)


↑これは朝食の写真です
飲み物も種類がふんだん

↑こちらも朝食
フルーツやシリアル、ハムやチーズなど沢山です

アメニティもCULTI
私が利用した時はグリーンティーの香りの石鹸やシャンプー
とても上品で癒される香りでした

ホテル情報
Campo Regio Relais
Via della Sapienza, 25 53100 Siena
TEL: +39 0577222073
FAX: +39 0577237308
E-mail: relais@camporegio.com
http://www.camporegio.com/
*ホテルの無料駐車場もあります
ホテルがある地域は車の乗り入れ制限があります


大きな地図で見る

CULTI
Viale Brianza, 32/34 20823 Lentate sul Seveso (MB)
TEL: + 39 0362569496
FAX: +39 0362557279
E-mail: culti@culti.it
http://www.culti.it/

以下、CULTIのミラノにあるショップです

FLAGSHIP STORE
Corso Venezia, 53 20121 Milano
TEL: + 39 02780637
FAX: +39 0276006220
E-mail: milanoshop@culti.it

大きな地図で見る

CULTI DAY SPA
Via Angelo Mauri, 5
20144 Milano
Tel +39 02 48517588
receptionspa@culti.it - www.cultidayspa.it

大きな地図で見る

TEMPORARY SHOWROOM
Via Solferino 27 20121, Milano

大きな地図で見る

2012年2月16日木曜日

シエナへ その12

さて、先日登場しましたイタリアのお正月料理
「Cotechino con lenticche(コテキーノ コン レンティッケ)」

この料理はクリスマス、また特に大晦日に作られるものです
日本の御節料理の一つ一つに意味があるように
この「Cotechino con lenticche(コテキーノ コン レンティッケ)」にも
良い事がありますようにと言う願いが込められています

このCotechino(コテキーノ)はソーセージのように
豚の腸の中に肉が収まっています
この料理は伝統的に一般的なもの、また農民が食していたものです
その歴史は1745年から始まる、とこのレシピサイトには書かれています

そして「Lenticche(レンティッケ)」はレンズ豆の事です
レンズのように丸みがあり、平たい形をしています

Cotechino(コテキーノ)はそのものがお店で売られているため
日本では手に入るかどうか・・・
大きめのハムでアレンジしてもいいですね
こちらに作り方の動画があります
>レシピはこちら(イタリア語)

レシピ
コテキーノ 1本 / バター 30グラム / セロリ 2本
玉ねぎ 1個 / オイル 大さじ4 / レンズ豆 300グラム



Wikipedia リンク
レンズ豆(日本語)

2012年2月15日水曜日

シエナへ その11

今日はイタリアの「大晦日の過ごし方」のひとつを紹介します
どんなイタリア人もこの過ごし方をしている、と言うわけではありませんが
習慣の一つとして
「Il cenoce di San Silvestro(イル・チェノーネ・ディ・サン・シルベストロ)」
と言うものがあります
「Il cenoce(イル・チェノーネ)」は「Cena(夕食)」の大きいもの
「San Silvestro(・サン・シルベストロ)」は「大晦日 12月31日」の代名詞です

レストランでもこの食事を提供質得るところがあります
もちろん要予約ですがこの時期が近付くと
「Il cenoce di San Silvestroをしますよ」、という張り紙があったり、またはサイトで案内があります

この年末に、私も初めての「Il cenoce di San Silvestro」を経験しました
場所はシエナ中心地方ほど近い「Osteria da divo(オステリア・ダ・ディーヴォ)」
エトルリア人が掘ったという空間が地下に広がる、雰囲気ある素敵なレストランです

それでは内容をご覧下さい

レストランの様子は落ち着きある少し暗めの照明
一つ一つテーブルの装いが少しずつ違います


↑数種のパン どれも美味しかったです

↑これは鳥の一種 柔らかく美味

↑ホタテと玉ねぎのリングフライ

↑これはシエナ近辺で作られている太目のパスタ
「Pici (ピーチ)」といいます
昔は手作りで面を一本ずつ伸ばしていましたが今では見かけることはありません

↑カボチャのソースのニョッキ

↑ポテトと再び、別の種類の鶏料理です

↑Cotechino(コテキーノ)と呼ばれる豚の足の肉とレンズ豆
これはお正月の典型的な料理です

↑こちらはデザート

↑こちらもデザート

次回はお正月料理「Cotechino(コテキーノ)」を掘り下げます

Osteria da divo(オステリア・ダ・ディーヴォ)
Via Franciosa, 25, 53100 Siena
TEL: +390577286054
http://www.osteriadadivo.it/


大きな地図で見る


2012年2月14日火曜日

愉快な自転車

ミラノのノーマイカーデー(>関連記事)にちなんでいるのかどうか
わかりませんが

ミラノを歩いていると
楽しげに飾られた自転車をよく目にします

この度はこちら



ここまで可愛くなると、ちょっとうらやましいですね

2012年2月13日月曜日

可愛い雑貨屋さん


Duomoから歩いて5分ほどのところに
新しい雑貨屋さんが出来ました

クリスマスのお買い物という大きなイベントも終わって街は落ち着き始めた頃
この店にお足を運びました


商品は文房具をはじめとし、笑いを狙ったプレゼント、そして包装紙や箱
アクセサリーに化粧品、グラスにキッチン用品と幅広くあります

見ているだけで楽しいので
お客さんも年齢問わず、見入っていました

もちろん、このショップサイトから商品をご覧いただけます
>http://www.tiger-stores.it/

Tiger Stores
Via Nerino 12, ang. via Torino
20123, Milano
開店:月曜-日曜 10:00-20:00
http://www.tiger-stores.it/


大きな地図で見る

2012年2月12日日曜日

シエナへ その10


今日もシエナの食べ物のお話
シエナのお菓子を紹介します
写真にあるのはホテルのウェルカムで頂いた「Ricciarelli(リッチャレッリ)」です
アーモンドプードル、お砂糖に卵白で出来たお菓子です
白いのは粉砂糖がまぶされているからです
触感はあの駄菓子の「串カステラ(串ドーナツ)」に似ており
外側は少しだけ固め、中はふんわりと柔らかいです
イタリアのお菓子は全般、甘みが控えめで素材の味が活きているように思います

ミラノの「Amaretto(アマレッティ)」をご存知の方がいらっしゃるかもしれません
この「Ricciarelli(リッチャレッリ)」は
その「Amaretti(アマレッティ)」にとてもよく似たお菓子です
ちょうど、「おたべ」と「生八橋」の違いぐらいです

ちなみに「Amaretti(アマレッティ)」に使われているリキュール「Amaretto(アマレット)」は
ミラノから程近い「Saronno(サロンノ)」という街のものが有名です
ミラノの空港から「Malpensa Express(マルペンサ・エクスプレス)」という列車で「La Stazione di Cadorna(カドルナ駅)」に来られる場合は
その「Saronno(サロンノ)」を通り過ぎます

次回は「大晦日の過ごし方」を紹介します

wikipediaリンク
アマレッティ(日本語)
アマレット

2012年2月11日土曜日

シエナへ その9



シエナのお惣菜やさん(ちょっと名前が長~いですが)
「Antica Pizzicheria al Palazzo della Chigiana
(アンティーカ・ピッツィケリーア・アル・パラッツォ・デッラ・キジャーナ)」で
買った「Pan dei Santi(パン・デイ・サンティ)」です


実は以前から気になっていたのですが、手にしたのはこれがはじめて
というのも、「パン」なのになぜか値段がとても高いのです
量り売りで直径20センチほどのパンが13ユーロ程度
イタリアではパンはご飯のようなものなのでとても安いのですが…
手にするとずっしりとした重み
「冷凍庫で保存できるからね!」ととても愛想のいいお店のスタッフさんでした

このパン、シエナでは時間がなかったので
結局ミラノに持ち帰ってから頂いたのですが
実は「菓子パン」の一種である事が分かったのです
中はナッツ類でギッシリ。これで重かったんだなと分かりました
そして生地には砂糖が入っているため甘みがあります
ナッツとこの生地の甘みのバランスがちょうど良くとても美味しいパンでした

この「Pan dei Santi(パン・デイ・サンティ)」は言葉の意味合いは違えど
この「Pan dei Morti(パン・デイ・モルティ)」の一種のようです
↓ここに「Pan dei Morti(パン・デイ・モルティ)」のレシピがありますが
>リンク イタリア語
このレシピには、それだけではなくその料理の由来も書かれています
ここでは「Pan dei Morti(パン・デイ・モルティ)」はミラノが発祥であること
そしてそれが各地でアレンジされ土地のものとなっていた事が説明されています
私がシエナで買ったのは、シエナの「Pan dei Santi(パン・デイ・サンティ)」と言うことです

では、この「Santi(サンティ)」について触れていきましょう
「Santo(サント)」は「聖人」の事です
イタリアのカレンダーには毎日「今日は○○の聖人の日」とか書かれています
これを日本語で「聖人暦」といいます
wikipediaの「聖人暦」をイタリア語で見てみますと
すべての聖人がカレンダーとともに記されています
たとえば以前に紹介しました「ミラノの聖人の日」12月7日を見ると
「7 dicembre: Sant'Ambrogio (vescovo e dottore della Chiesa) - Memoria」と書かれています
アンブロージョ聖人の日というわけです

イタリアでは誕生日とは別にこの聖人の日があります
これを「Onomastico(オノマスティコ)」といいます
たとえばその方の名前が「ジェンナーロ」さんであったら
「ジェンナーロ聖人の日」9月19日もお祝いをするのです
(といってもすべてのイタリア人がそうしているわけではありません
中には携帯のメールで一言お祝いを送る人もいます)

それでは、このカレンダーで11月1日を見てみましょう
毎年11月1日は「Tutti i santi(トゥッティ・イ・サンティ)」の日です
すべての聖人の日でイタリアは祝日です
この「Pan dei Santi(パン・デイ・サンティ)」も
その時期に合わせて作られる食べ物なのです

次回もシエナの食べ物のお話です

wikipediaリンク
諸聖人の日

聖人暦(イタリア語)
聖人暦(日本語)


Antica Pizzicheria al Palazzo della Chigiana
(アンティカ・ピッツィケリア・アL・パラッツォ・デッラ・キジャーナ)
Via di Città, 93 53100 Siena
TEL:+39 0577289164
FAX:+39 0577289164


大きな地図で見る

2012年2月10日金曜日

シエナへ その8

今日はシエナで必見のスポットの紹介です


それが「Enoteca Italiana(エノテカ・イタリアーナ)」イタリアのワインショップです
イタリアのワイン展示館という名だけあって、種類も数も豊富でした
600社1500種類のワインがあると謳っています
しかも、展示してあるワインがすべてそこで購入可能なのです

シエナの中心地からは少し歩いた「Fortezza(フォルテッツァ)」という
過去は兵隊の練習場として使われていた大きな城壁がそびえる建物の一角にあります


↑地下にはワインの大きな展示場があり、産地も見ながらいろいろなワインを見ることが出来ます

地下でワインを見た後はカウンターにあるワインを選んで「ききワイン」を楽しみました
グラス3ユーロからととても手軽に楽しめます
ここでも、前回紹介しました「Chianti classico(>関連記事)」がおいしく
同じ銘柄で製造の違う2本を購入しました


ここで、「1472」の数字が気になる方がいらっしゃるかもしれません
そう、この「1472」は以前に紹介しました
銀行「Monte dei paschi di Siena」のブランドワインなのです
思わぬ出会いにビックリしました(>関連記事)

次回もシエナの食べ物のお話です

Enoteca Italiana
Fortezza Medicea Piazza Libertà 1
営業時間:月-土 12:00-01:00 (深夜)
日曜定休
火曜夜 17:30サービス終了、ワインショップ19:00終了
19:00より夜0時までハッピーアワー(アペリティーボ 軽い飲食)があります
http://www.enoteca-italiana.it/


大きな地図で見る

2012年2月9日木曜日

シエナへ その7

今日はシエナにある、ワインの美味しいレストランを紹介します
トスカーナに来たからには、ワインを楽しみたい!と思うのが当然
このレストランは1800種の世界中のワインを所蔵しています
料理を注文する時にそれに合ったワインも選んでもらえるのです
そして気に入ればそのワインを購入する事も出来ます

↑隠れたようにある「ENOTECA I TERZI(エノテカ・イ・テルツィ)」が今日のレストランです



その日、食欲が余りなかった私はヒヨコマメと野菜のスープ、
連れはお肉を頂きました
お肉に合わせていただいたのが「Chianti Classico(キャンティ・クラッシコ)」
グラス5ユーロととてもお手頃でなおかつ香りが深く美味しいワインでした


ENOTECA I TERZI
Via dei Termini 7, 53100 SIENA
TEL:057744329
http://www.enotecaiterzi.it/
info@enotecaiterzi.it
営業時間:11.00-01.00
日曜定休


大きな地図で見る

2012年2月8日水曜日

Carnevaleの楽しみ



上の写真はスーパーマーケットで撮ったものです
Carnevale(カルネヴァーレ)が近付くと、コリアンドリ(>関連記事)と並び
この仮装グッズが並びます
もちろん、こうしたパーティー用品の専門店もあり
イベントの前日や当日は列を成しています

Carnevale(カルネヴァーレ)の日に街を歩くと
仮装してお姫様やスパイダーマンになった子供達を見ることが出来るのです
みんな、思い思いのキャラクターに変身して満足気なのが見ていてとても可愛いです
その衣装も、手作りもあればこうして買い求める人もおり、さまざまです

こちらはミラノで長く続く、Carnevale(カルネヴァーレ)用などの
仮装用品のショップサイトです
Torriani - La Bottega del Carnevale(>リンク)

Torriani - La Bottega del Carnevale
Via Mercato, 5
TEL/FAX 02866519


大きな地図で見る


2012年2月7日火曜日

Chiacchiere(キアッキエレ)の作り方

前回紹介しましたCarnevale(カルネヴァーレ)のお菓子
「Chiacchiere(キアッキエレ)」の作り方を見つけました

ムービー付きなので様子がよく分かります
といってもイタリア語
聞き取りの練習にもどうぞ!



材料 80個分
バター 50グラム
小麦粉 500グラム
グラッパ(または他のリキュール) 25ml
ベーキングパウダー 6グラム
塩 1つまみ
卵 3個
卵の黄身 1個分
ヴァニラエッセンス 適宜
(ムービーでは粉のエッセンスを使用しています)
砂糖 70グラム
粉砂糖(飾り用) 適宜

一緒にムービーを見ながら作業を進めましょう

1.ボウルに入れて作業します
小麦粉とベーキングパウダーを混ぜます
塩、バター、グラッパ、卵、ヴァニラエッセンス
を加えて混ぜます

2.ある程度混ざったら今度は5-10分、手でこねます
生地にベタつきがなくなったら完了

3.ラップでくるんで30分ねかせます
冷蔵庫に入れる必要はありません

4.生地が乾かないように気をつけながら
パスタマシーンで伸ばしていきます
麺棒でももちろんOKです
伸ばしてはたたみ、伸ばしてはたたんでいきます

5.落花生のオイルをフライパン170-180度に温めている間に
生地に筋を入れて揚げる用意をします

6.揚げた後、粉砂糖をまぶして出来上がりです


*「Chiacchiere(キアッキエレ)」
イタリア各地で作られているお菓子ですが、土地によりその呼び名が違います

2012年2月6日月曜日

Carnevaleのお菓子

2月となるとあちこちのお菓子屋さんのショーウィンドゥには
こんなお菓子が現れます
(写真左側のお菓子)


この薄い、粉砂糖のかかったお菓子を「Chiacchiere(キアッキエレ)」と呼びます
Carnevale(カルネヴァーレ)を象徴するお菓子です
小麦粉、卵、砂糖で出来ており、揚げるかオーブンで焼いたものに粉砂糖をかけて出来上がり
中には、チョコレートがかかったものもあります

さて、このCarnevale(カルネヴァーレ)といえば
ヴェネツィアが有名ですが、ミラノでもイベントは行われます
(このイベント、なぜかミラノの人たちには不評です)
沢山の山車と仮装によるパレードが街の中心地で行われるのです

下の写真は2年前のそのミラノのCarnevale(カルネヴァーレ)の様子です
この仮装している人たちは歩きながら「Coriandoli(コリアンドリ)」という紙吹雪を撒き散らします
帰宅してから、バッグやコートのポケット、靴の中にまで入り込んだ
「Coriandoli(コリアンドリ)」をとるのが大変でした
この「Coriandoli(コリアンドリ)」、下の写真のようにスーパーでも袋入りで売っています





↑これは南米の人たちの山車
ミラノは移民も大変多いのです

wikipediaリンク
Carnevale(カルネヴァーレ)(イタリア語)
Carnevale(カルネヴァーレ)(日本語)
Chiacchiere(キアッキエレ)(イタリア語)
Coriandoli(コリアンドリ)(イタリア語)
このブログは「Antiquarium Milano」ネットショップの
情報発信サイトです
「今」のミラノ情報をお送りしています
ショップサイトへも是非お立ち寄り下さい
Antiquarium Milano ネットショップへAntiquarium Milanoについて